稲荷山千本鳥居

2004年5月23日(日)

やっと晴れた〜〜〜!!
GWからコッチの休みは全部雨で、ずっと引きこもってました(笑)。

今朝は早くに目が覚めたので、伏見稲荷の稲荷山に行ってきました。やっぱり早朝の方が人が少ないので撮影に好都合です。。

本殿前の楼門で一枚。(ちゃんと警備の人の了解を得て撮影しました。)

楼門の左右にはお稲荷さんのお使いの『お狐さん』が居ます。(もちろん稲荷大神さんは狐ではありません)狛犬の代わりなんでしょうかね??

本殿前の舞台の周りです。なぜか十二星座がモチーフになっています。勿論すべての星座がありました。
朱色と白のコントラストがキレイですね。朱色は魔よけの意味と、その原料の水銀が木の防腐剤として使われていました。合理的だ。。

さて、今回お散歩する稲荷山へは、本殿左側奥にある階段から登っていきます。この稲荷山は、東山三十六峰の南端にあり、海抜233m。本殿から頂上まで往復一時間程度(休憩ナシ)で行ってこれます。

本殿から少し行くと千本鳥居が見えてきます。これらの鳥居には全て奉納された方の名前と日付が書いてあり、全国津々浦々から 願い事が叶った御礼として奉納されたものです。その数は稲荷山全体で約一万とも云われています。
朝7時なので人の気配はほとんどナシ。。まだ薄暗い参道が不気味に見えてきます。。

これは熊鷹社の手前の石段。所々このような急な坂道があり、息が上がってしまいました。歳とったな〜。かなり御高齢の方々も登っておられて、そのお元気な足取りに驚かされます。

さっきの坂道を登ると新池が見えてきます。この池は、行方不明になった人を探す時、池に向かって手を叩き、こだまが返ってきた方向に手がかりがあると云う言い伝えから、別名、こだまケ池と呼ばれます。
ここが京都市内にあるなんて一瞬忘れてしまいます。

参道には茶店が何軒かあります。良い感じでしょ?
ひやしあめ、きつねうどん、いなり寿司、あまざけ、おでん、etc. でもまだ一回も食べた事ない。。(笑)

中腹くらいにある四ツ辻と呼ばれる場所からは、京都市内が一望できます。ここには茶店もありますが、お弁当を広げる家族連れも沢山。
ここから先には三ノ峰・二ノ峰・一ノ峰と呼ばれる峰があり、それぞれに社が建ててあります。(だいたい3〜40分で回れます。)
また山中には、個人が神名を石に刻んで奉納された『お塚』が数万存在しています。それぞれに人々の切な願いが込められていると思うと、『荘厳な雰囲気』を通り越して恐いくらいです。

今回、伏見稲荷を調べてみたら、僕の地域の氏神さん(木島神社)を建立した渡来民族の秦氏とも縁がある事が分かりました。当時の秦氏の活動にちょっと興味が出てきたお散歩でした〜〜。

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