モンキーRとの出会い

二日後に『買う意思』を見せつつ、見てから決めたいと交渉。 結局ブツが届いたのは二週間後になりました。

2003年7月7日(月)

『モンキーRが入庫しましたよ』と連絡をもらい、早速K店へ・・・。
ガレージに置いてあるモンキーRが目に飛び込んできた。 話には聞いていたが、遠目で見てもかなり程度は良さそう。
スグに走行距離をチェックするが8300kmとなっている。(思ってたより走ってた) この走行距離なら確かにキレイだ。。。 いや、変にキレイすぎる・・・。
心の声が冷静になれとささやく。。
「改造されるのであればお買い得ですが、ノーマルに戻されるのであれば少々お金が掛かりますよ」 店員さんのなかなか丁寧な応対に感心しながら、モンキーRを元バイク屋バイトの目でチェックにかかる。(これが結構アテにならない)

数分後以下の点が気になりました。

  1. タイヤが新品。
  2. ハンドルが表裏逆についている。
  3. アクセルワイヤーが異様に長く、ハンドルから垂れ下がった状態である。
  4. リアフェンダーも新品。

以上の箇所から、 『もしかしてコイツはモンキーRT改のモンキーRではっ!!』とか考え出す。。

※モンキーRTを詳しく知りたい方はコチラ→本田技研工業公式HP

この誤解は後日解かれるのだが、この時は僕の知識不足から本気でこう思った。。

前オーナーの改造点は、

  1. マフラーが社外品。
  2. キャブレターをビックキャブに交換している。
  3. キャブにエアクリーナーが付いていない!

この三点でした。
ゆくゆくは二種原付で乗りたい僕にはこの改造はプラス評価。(3.は除く) しかしエアクリーナ無しでファンネルのまま走っていたとなれば、エンジンに埃が入ったとか、色々不安が出てくるというもの。
ダメ元で「エンジン掛かります??」と店員さんに聞いてみる。エンジン不調で、しかも長い間倉庫に入っていたならそうそう掛かるものではない。
「掛かると思いますよ〜」
店員さんはニコニコしながらキック!!キック!!キック!!
『ズバズバ!ズバババババ〜〜!』
三回目のキックで見事モンキーRは息を吹き返した。

社外品のマフラーの大音量が激しく魂を揺さぶる!
この瞬間、モンキーRT改疑惑など吹っ飛んで、僕は店員さんに、 「買います!」とだけ告げていた。。。。

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